シュツッツ家

フランクフルトエアポート、第二ターミナル出口

※ 上の写真は最近完成したフランクフルトエアポート第二ターミナルの到着ゲートです。

  まだ建築中なのかエコロジーなのか2008年4月現在は天井が剥き出しのままでした。 

  通常当社のヨーロッパ訪問はここから始まります。

  数年前までアジアからの到着ゲートはここではありませんでした。

  以前は到着ゲートを出て階段を下りて地下の鉄道でマインツやヴュルツブルクやトリアーへ移動しました。

  最近は親しい醸造家が多少出来たので空港まで迎えに来ていただいています。

  空港に一番近いお付き合いのワイン生産者はフロンハイムのシュツッツ家ですので最近はもっぱら

  迎えをお願いしています。

 

※ 今回ご紹介のシュツッツ家とのお付き合いは20年前程に遡ります。 

  今は亡きあるブローカーに連れられて訪問したのが始まりです。

  この醸造家の屋号は「ケッスラー・ツィンク」と「ダルミュール」の二つがあります。

  家族経営の会社の場合、税務上ヨーロッパでは二つの会社を持っているほうが便利なようです。

 

※ 話が逸れてしまいましたが、現在の当主は当時あの高校生だった男の子です。 

  結婚もして幼稚園児がいる年頃になって英語も話し、仕事を頑張っています。

  両親も健在で数名の従業員と共に彼を支えています。 

  ブローカーがいなくても今尚お付き合いができるのは当主が英語を理解できるからです。

  英語を理解しない生産者には単独での輸出はなかなか難しいのです。

 

シュツッツ家とは・・・

 

ラインヘッセン地域の南の中心地、アルツァイ12km北西のフロンハイム村にある村一番の醸造所です。 

右が村の南側にあるクロスターガルテン畑から見たフロンハイム村の写真です。 村の中心地にある教会の二つの塔が目印です。

若当主と奥さん、両親そして数名の従業員の醸造所です。 地下セラーのタンクは全てステンレス製に取り替え済みでとても衛生的なセラーです。 地下レストランとワイン販売場を兼ねた地上レストランも敷地内に道路に面してあります。 現在数部屋のホテルも地下レストランの上に建設中です。 現在ヨーロッパではイタリア風のアグリツーりズモが流行っています。 日本風に言えば農業体験型宿泊施設のことですが・・・。 

この醸造家は常に設備投資をしていて上質で格安なワインを造る努力を怠っていません。 当社の格安なラインワインは全てこの醸造所が造ったものです。  もちろんかの有名なリープフラウミルヒもシュツッツ家が造ったものは上等です!

フロンハイム村の遠景
 

シュツッツ家での楽しいスナップ写真です。

 

2006.6 シュツッツ家の地下セラーでの試飲

  

 1、2年前に完成した旧ワインケラーを利用したワインシュテゥーベです。 外とは温度が10℃ほどは違うので夏は涼しく、冬は暖かいです。 昔からワインを造っているワイン農家にはこのようなかまぼこ状の形をした地下ケラー(英語ではセラー) がたいていあります。 

ここでの試飲は雰囲気があって気持ち良いものです。 

シュツッツ家のセラーでの試飲

※ここのワインをショッピングサイトで探すには、検索の選択部分でまず「ドイツ」と選択し、地域を「ラインヘッセン地域」とし、その後でワイナリーで「その他」を選んでください。 他の2、3の醸造所も混じりますがシュツッツ家のほとんどのワインが表示されます。

 

 

 

2003.8 シュツッツ家の地下セラー   

 

  結婚式の披露宴でも大活躍のらせん階段のある地下セラーです。

 

Stuetz-cellar.jpg

 

 

2008.4 シュツッツ家のレストランでの試飲

  

  地下セラーより少し遅れて完成した併設のレストランです。

  常に明るいのでドイツ人の当主のお気に入りの場所です。

 

シュツッツ家のレストランでの試飲