ルドヴィッヒ・シュナイダー家

 

 このご家族と当社とのお付き合いの始まりはとっても劇的なものでした。 ドイツで見つけたあるワインメーカーの雑誌にアイスワインがたったの2マルクで載っていたのです。 そこで電話をかけたところ、「それはミスプリントだ! ゼロが抜けてる!」とのこと、それではそんなに他と変わらない価格なので迷っていると、「他にもいろいろワインがあるから来てみたらどうですか?」と電話口で今の若当主が誘ったのが始まりです。

 1990年の5月のある暗い空模様の朝、ノイシュタットの郊外のホテルへ迎えに来てくれたのです。

 

ザンクト・マーチン村と教会

ザンクト・マーチンの教会  ザンクト・マーチン村のマリア像

 ※ 上の写真は中世のままの村の姿を今に伝える有名なザンクト・マーチン(聖マーチン)です。

 

 中世の村ではまず教会が立ちその周りに村人が集まりますから教会の近くは古い家族と言う事になります。  ですからルドヴィッヒ・シュナイダー家は村中の教会近くに大きな屋敷を構えています。 村で1、2番の古い家柄です。 しかしこの村はたくさんシュナイダーさんがいます。 モーゼル河のヴェーレン村のプリュムさんみたいです。 どの人を紹介されてもシュナイダー氏なのです。 日本の古い村を訪ねるとこの様なことがよくあるのと同じです。 村全体が高橋さんだったり、村中加藤さんだらけと同じです。 姿形はとても違いますが私の育った村と良く似た状況で初めからすごく親しみを感じたのを覚えています。 村中ほとんどカトリック教徒で少數のプロテスタント教徒、かたやほとんど浄土真宗信徒で僅かの日蓮宗信徒! 村の中心にカトリックの教会が村の外にはマリヤ像が、かたや村中には寺が村外には神社! 日本の原風景そのものではありませんか!

 お付き合いいただいているシュナイダー一族は村一番の銘家です。 写真では村を南から眺めていますので教会の右手にあたりますが写っていません。 村全体が谷間に隠れるように形成されていたため第2次大戦で空襲を免れたのです。 国境近くで全く破壊されなかった数少ない村の一つです。 なつかしいドイツの中世を感じれる為一年中観光客が訪れます。 昔から豊かな村だった事が下の写真からもお解りでしょう。 

  

ザンクト・マーチン村のメイン通り

※ 村のメイン通りです。 左の建物がシュナイダー家の母屋です。 上が住居で階下がワイン販売場になっています。 以前はここでワインも造っていましたがここではもう造っていません。 かなり大掛かりで近代的なワイン醸造所を隣町のマイカマー郊外に所持しています。 

 右手のカステルホテルもこの一族の所有ですが、他の人に貸して経営を任しています。 私のこの地での定宿です。 とてもロマンチックなホテルです。 

 

 

ルドヴィッヒ・シュナイダー家とは・・・

 プァルツ地域の南の中心地、ノイシュタット市の10km

南西の谷間にある村一番の醸造所です。

一族の会社名はアルテス・シュレッヘンと言う株式会社

です。 社長は若当主のお父さんで、当主が営業担当、

二人のおじさんが会計と醸造の責任者、畑はみんな

機械を使って行います。

 

※ 右がザンクト・マーチン村にあるシュナイダー家の販売場

です。 一族の奥さんたちが中心になって店番をしています。

一族が生産するワインのほとんどをここで売ってしまいます。 

とても有名な村ですからドイツ中から観光客がやってきて又

新たなお客になるのです。 余り輸出を考えなくて良い恵ま

れた環境にある醸造所です。

シュナイダー販売場  

   シュナイダーのプレス機器     シャナイダーの地価セラー

※ 上の写真は最新のプレス機械です。 完全な密閉型なので搾る過程での酸化が防げます。 右の写真地下セラーの片隅で貴ワインを一族のみんなと一緒に試飲している様子です。 この醸造所の造るワインはとてもクリーンで心地よいものです。 価格も良心的です。 当社の輸入量はこの会社の生産量からしたら微々たる物なのですが20年近く家族付き合いをさせて頂いています。

 

 

シュナイダー家での楽しいスナップ写真です。

 

2006.7 シュナイダー家のホテルのレストランでの夕食会で

  

 シュナイダー家で中心となって働いている若当主とかわいい奥さんです。 18年前の夕食会で彼のそばにとても若い日本人のような華奢な体つきの女の子がちょこんと座り、彼に「一緒に住んでいるガールフレンドです。」と紹介され、「結婚もしないで一緒に住んで社会も認めているんだ!」と驚いたものです。 現在日本も同棲が当たり前でオープンになっていますが当時は社会通念の違いに感心したものです。

シュナイダー家の若当主と奥さん

 

 

2005.6 シュナイダー家のホテルのレストランでの夕食会で

  

  シュナイダー家の人々は実に誠実で働き者ばかりです。 私のような怠け者には見習わなくてはならない事がおおいにあったのですが、18年を経ての互いの会社のこの違いは! ム・・・

  

シュナイダ家2005年夕食会

 ※ここのワインをショッピングサイトで探すには、検索の選択部分でまず「ドイツ」と選択し、そしてワイナリーで「ルドヴィッヒ・シュナイダー家」を選んでください。 そうすればシュナイダー家の全ワインが表示されます。