※ トリアー国営醸造所はその名の通り、トリアーにある国営の醸造所です。 当社とこの国営醸造所とのお付き合いは他の地域の国営醸造所よりも親密で1990年にトリアーの町をぶらぶら歩いていて駅近くで偶然事務所の看板を見つけた事に遡ります。 いきなりでしたが呼び鈴を鳴らして、出てきた女性の方に試飲できるかどうか英語で尋ねたのです。 意味がはっきり伝わらず、彼女が他の方を連れて来ましたのでこちらの意図を再度伝えました。 その女性の方は中に電話をかけに行き、暫くして戻って来て、彼女の上司が会うから「お入りなさい。」と私達を招き入れました。 玄関から入って右側の、長テーブル二つとイスが数脚の質素で小さな会議室に通されました。 この想い出深い会議室は今はなく、上のように大きな会議室兼試飲室が出来上がっていました。
上の写真に写っている畑はザンクト・マキシミナー・クロイツベルクと呼ばれる町近くの国営醸造所の持ち畑です。 この部分一帯は色々な実験ぶどうが植えられている区画です。 右はこの畑の遠景でモーゼル河を渡った町の南西端の工業地区から眺めています。 右側が南に当たります。
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